映画企画募集【最終結果・各賞発表】

2022.2.1
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第1回 GLASGOW15 映画企画募集

最終結果・各賞発表

 

※応募総数602企画、2次選考68企画、3次選考23企画、最終選考14企画より、下記企画を表彰させて頂きます。

 

<最優秀企画賞(グランプリ)>

荒木伸二(監督)

池田暁(監督)

岩切一空(監督)

田中嗣久(監督)+遠藤泰己(共同企画者)

矢崎仁司(監督)

 

<特別賞(俳優企画)>

城定秀夫(監督)+吉岡睦雄(企画者)

※俳優自身が積極的に監督を巻き込み、初執筆ながら並外れた脚本に対して

 

<新人企画賞>

岩屋拓郎(監督)

三武直人(監督)+比嘉り子(共同企画者)

※20代の新人監督、長編劇場公開作品の無い監督に対して

 

 

<総評>

計602企画より、約半年に渡る選考の結果、上記のように表彰させて頂きました。

最優秀というのは本来は1本だと思いますし、当初は1企画を選出予定ではありました。しかし企画(脚本)というのは完成された作品ではありません。また、多くの魅力的な企画・ハイレベルな監督が集まりました為、1企画でも多く実現させたいという想いから複数本の表彰となりました。
本募集は新人発掘プロジェクトではありません為、上は70代、下は20歳まで幅広い年齢層の応募がありました。その中で、何に重きを置くかが焦点となりました。まずはオリジナリティと自由度があるかどうか。監督自身から湧き上がる情熱があるかどうか。
それから、GLASGOW15としては大手の大作系企画では見過ごされがちな視点・企画をいかに拾い育てていけるかを基本的スタンスとしています。とはいえ、海外のインディペンデント系映画会社A24や(かつての)FOXサーチライト、一連の韓国映画等の独創的な映画のように、一定のスケール感とエンターテインメント性があるかどうか、又は将来的にその予感をさせる作家かどうかにも着目しました。

今回、面談の延べ時間は約340時間(丸14日間)ほど使いました。それほど、対話が足りていないのです。何故その映画を作らなければいけないのか?誰に頼まれた訳でも無いのに、その映画を作らないといけないものがあるかどうか。映画を作る以前の対話・議論が大事です。

最終に漏れた2次〜3次選考以降の中にも優れた企画がありました。将来的に大逆転もあるかもしれませんので、書き続けて再度見せに来て欲しいと思います。
そして全体でもオリジナル企画が9割に上ったことに希望を持てました。「映画から生まれる映画」が多く作られ、映画監督に、創作に、力を取り戻せる予感がありました。

企画が実現するか否かはこれからが真のスタートではありますが、世に届けられるよう取り組んで参ります。
最後に、本募集に参加いただいた皆様、お疲れ様でした。とても幸福な時間でした。ありがとうございました。

GLASGOW15 前信介

 

 

2次選考以降の面談者 合計68名
<監督・企画者名>

池田暁

坂本欣弘

荒木伸二

根岸里紗

竹馬靖具

大庭功睦

加藤卓哉

松尾大輔

阪元裕吾

平一紘

小澤雅人

チョウハン・アンシュル +Kowatanda Films(企画者)

八幡貴美

宮瀬佐知子

吉田光希 石井慎吾(共同企画者)

住本尚子

頃安祐良

土井笑生

岡太地

工藤騰(企画者)

瀬浪歌央

横尾初喜

高橋朋広

岩切一空

大畑創

外山文治

井坂優介

嶺豪一

中嶋駿介

中濱宏介

城定秀夫(監督)+吉岡睦雄(企画者)

津野励木

佐久間啓輔

イリエナナコ

河内彰

桜屋敷知直

伊藤峻太

奥間勝也

鈴木太一

浅沼直也

川島直人

村上リ子

葉名恒星

木下真

岩屋拓郎

中神円

髙橋正弥

宮原拓也

奥野俊作

平波亘

早坂亮輔

酒井善三

志自岐希生

内田伸輝

三武直人(監督)+比嘉り子(共同企画者)

岸建太朗

田中嗣久(監督)+遠藤泰己(共同企画者)

矢崎仁司

 

その他、非公表希望者数名

(順不同・敬称略)

 

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